365歩の毎日

今年度、小学校の茶の間読書推進委員というものになって、絵本や本に接する機会がたくさんありました。

先日、任期最後の打ち合わせが中央図書館であり参加しました。その時、昔話の読み聞かせがいいとおっしゃる方がいたので、帰りにさっそく昔話を借りてみました。

昔話の絵本も探すとなかなか見つからないもので（気がつかないだけ？）、やっとみつけたのが、この「かさじぞう」。


読み聞かせの前に、息子二人に知っているかと聞くと、「知ってるさ〜」との返事。興味本位で内容を言わせてみると…、いや、笑ってしまいました。
以外、息子（長男小学三年）とのやり取り。

息子: おじいさんが笠を売りに町までいくんだよ。

私: ふむふむ。

息子: でさ、売れないんだよ。売れ残りを持って帰ってくると、途中でお地蔵さまが雪まみれになってるの。
だからさ、売れ残った笠をかぶせてあげたの。

私: へ〜。

息子: だけど、笠が足りなくて最後の地蔵にさ、ハンカチかぶせたんだよ。

私: えっ⁈ ハンカチ⁈

息子: あ、タオルか。

私: えっ⁈ タオル⁈

息子: あ、雑巾？

あのさあ、雑巾かぶせたら、かえってバチがあたるよ〜。どうしたら手ぬぐいが雑巾になるかな。飽きれつつ大笑いしてしまった。

この「かさじぞう」では、手ぬぐいのくだりは出てこなくて笠をかぶせてあげてます。作品によって様々なんでしょうかね。

かさじぞう
瀬田貞二 再話
赤羽末吉 画
こどものとも傑作選 福音館書店