次男が、「お母さん、お庭に来て!」と呼ぶので行ってみると、ここ数日とても暖かかったので、庭のチューリップも開花し始めました。春ですね~。
写真にはありませんが、スイートピーも花が咲き始めました。
先日、長男の仲良しの同級生が遊びに来たときの話。
おやつにクッキーを焼いていたので、そのいいにおいが遊んでいる子供たちのそばにも。
「このいいにおい、何?」と友達。「クッキーだよ」と私。
友達:「へー、クッキー焼けるんだ。すげー」
次男:「よく焼いてくれるよ」
友達:「ふーん、俺のおかあさんもマドレーヌ焼けるよ。俺、それ、すっげー好きだった。」
私:「マドレーヌか、すごいね!!」
友達:「でも、お母さん、出てっちゃった。もう戻ってこない」
そうなんです、お友達のうちは家庭の事情でお母さんがいません。昨年、おうちを出て行ったらしい。
それぞれのおうちにいろいろな事情があるので出て行ったのは仕方ないとしても、この子のマドレーヌの話を聞いたとき、鼻の奥がツーンとなりました。彼のお母さんに聞かせてあげたい、この子のこの言葉。
ああ、せめてたまには顔を見せてあげて欲しい。この子が少しでも愛を感じられるくらいには。
このお友達はクラス一の暴れん坊将軍なんだけど、この言葉を聞いて彼の心の中の寂しさを感じました。
なんだか、切なくなってしまいました。